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コラム

疲れ目ケアの方法総まとめ!漢方薬剤師による東洋医学の秘訣と漢方茶のご紹介

仕事、勉強、ゲーム、SNS......
現代社会に暮らす私たちは、長時間スマホやパソコンに触れているのが日常となっています。
その反面、目の使い過ぎによる疲労感に悩まされている方も多いのではないでしょうか。

  • 夕方になるにつれて目の疲れがひどくなり、小さな文字がよみにくくなる
  • 目の疲れから来ていると思われる、頭痛や肩こりに悩まされている
  • 視力の低下を感じる
  • 目の乾きを感じる、しょぼしょぼする
  • 目が疲れてくると顔全体が疲れて見えて老け顔になる

このような症状は、目を酷使することによって目の周りの血行が悪くなったり、ピントを合わせる筋肉の疲労が蓄積することが原因となっていることが多いです。
今すぐにできて疲れ目をケアする方法と、東洋医学的な見地から目の疲れについて解説しますので、ぜひ最後までごらんください。

 

疲れ目の原因は?

疲れ目の原因は多岐にわたります。

主なものは、

  • スマホ、パソコンの長時間の使用
  • メガネ、コンタクトレンズの度数が合っていない
  • 睡眠不足
  • ストレス
  • ドライアイ
  • 更年期のホルモンバランスの乱れ
  • 緑内障や白内障などの目の疾患

 

今すぐできる、疲れ目を改善する生活習慣8つ!

1.パソコンやスマホなどを長時間使うときは定期的に遠くを見る

パソコン作業やスマホなどで近い距離の画面をずっと見続けていると、ピントを合わせるために毛様体筋が緊張しています。それが長時間になると目は疲れてピントが合いにくくなります。1時間に3回くらいは「1分間窓の外を眺める」。毛様体筋をゆるめてあげましょう。

 

2.まばたきを意識する

人は集中するとまばたきの回数が極端に減ることが知られています。それが長い時間続くことでドライアイとなり、疲労の原因となったり、角膜の表面に細かい傷がつくことで目がゴロゴロしたり、ちょっとした刺激に反応して涙が出たりと不快な症状が現れてきます。集中して近くを見る作業などが続くときは、意識してまばたきの回数を増やしましょう。ときどき、目をギュッとつぶったり開いたりするのも効果的です。

 

3.目を温める

目の周りの血行が悪くなることによって目の筋肉が疲労します。血流UPがポイント!目を閉じ、蒸しタオルを乗せると血流が良くなると同時にリラックス効果も。市販のホットアイマスクもお手軽でいいですね。

 

4.目の周りのツボ押し、ストレッチ

目の周りにはツボがたくさんあります。疲れが気になったとき、仕事の合間にも出来るのがいいですね。
ツボの正確な位置がわからなくても、押すと痛みやコリのある場所、ジンと響くような感覚のある場所を気持ちよいと感じる程度に押しましょう。あまり強く押しすぎないように注意してください。

 

5.目のための環境を整える

部屋が乾燥しているとドライアイになりやすいため、空気が乾きやすい冬場は加湿をして乾燥しすぎないように注意しましょう。夏もエアコンの風が直接目に当たることのないように気をつけましょう。
また、見えにくいものを無理に見ようとすると目に負担がかかるため、度の合ったメガネ、コンタクトレンズを使うことも大切です。

 

6. ストレスをためない

自律神経は瞳孔を開いたり閉じたり、ピント調節をしたり、涙の分泌に関わっています。緊張やストレスにより交感神経が優位になるとかすみ目やドライアイ、眼精疲労などがおきやすくなります。眼精疲労の予防のためには意識してリラックスする時間を設けることが大切です。

また、ふだん「呼吸しよう」と思わなくても自律神経のはたらきによってからだは勝手に呼吸してくれていますが、交感神経が優位のときには呼吸は浅く、副交感神経優位の時には深くなっています。ゆっくりと深く呼吸をすることは副交感神経の方にバランスをとることができリラックス効果があります。

 

7.目にいい栄養をとる

ビタミンB1:疲労回復と精神安定のビタミン。視神経や毛様体筋の疲労をとり、視力アップの作用も。

  • 豚肉
  • 大豆などの豆類
  • うなぎ
  • 海苔
  • 玄米       などに多く含まれる。

ビタミンB12:造血のビタミン。視神経や毛様体筋の疲労をとり、視力アップの作用も。

  • あさり、しじみなどの貝類
  • 海苔
  • 鶏肉
  • さんま、ニシン、イワシなどの青魚   などに多く含まれる。

タウリン:魚介類に多く含まれる。肝臓の解毒作用を高める。目の網膜を守り、視神経や筋肉の緊張をやわらげる。

  • タコ、イカ
  • 牡蠣、あさり、しじみなどの貝類
  • 蟹、エビなどの甲殻類       などに多く含まれる。

逆に避けた方がいいものは?

  • 脂質、糖質を多く含む食べ物
  • カフェイン、アルコール

これらを代謝するために多くのビタミンやミネラルが消費されてしまい、せっかく食べ物などから栄養素を摂っても不足しやすくなってしまいます。疲れがなかなか取れない方は、甘いお菓子・ファストフードやスナック類・揚げ物・コーヒー・緑茶・エナジードリンクなどを摂りすぎていないか、生活を見直してみてください。

8.漢方茶でリラックス

漢方では「五行学説」というものがあります。

「肝は目に開竅する」・・・肝と目はつながっていて、肝は怒りの感情を司っています。目が疲れてくるとイライラしてきたりします。そしてそのイライラが肝を傷める原因にもなるのです。

五行の考え方では腎は肝を生み出します(上の図で「腎→肝」となっています)。肝が弱っている場合には、腎を補ってあげると良いです。
また、肝は血を蔵し、腎は精を蔵していることから、肝と腎は「肝腎同源」といわれ、互いに支えあって存在する特別な関係にあると考えられています。

精とは生命活動に重要な根本的な物質です。これが少なくなるといわゆる「老化」といわれる症状がでてきます。
腰痛・頻尿、夜間尿などの排尿障害・口や喉の乾き・ほてり・寝汗・耳鳴りや難聴・白髪・老眼などです。
最近では、目を使いすぎている若い人のなかにもこのようなまるで老化のような症状が起きている場合があります。肝の弱りが腎を弱らせてしまっているケースかもしれません。

このように漢方では、体の一部分(目の症状)だけではなく、全体のバランスを整えることを大切にしています。

漢方の考え方で生まれたのが「見健茶」です。

5種類の食品区分の生薬をブレンドしています。

【メグスリノキ】
古くから眼病予防の効果があるといわれ、煎じた液を目薬として目を洗うなどで使われてきました。近年では成分の研究も行われるようになり、
樹皮に含まれるロドデンドロールという成分が肝臓の働きを高める作用があることが知られるようになってきた。
別名「長者の木」「千里眼の木」とも呼ばれる、カエデの仲間で美しい紅葉がみられる日本特産の樹木。

【ハブ(決明子)】
エビスグサの種子。決明とは、「目を明らかにする」すなわち視力を回復する薬の意味。整腸作用があり、便秘にも使われる。
清肝明目に働き、肝の熱をさます。目の充血、乾燥、イライラなどに。
焙じたハブを使用しており、香ばしくておいしい。

【女貞子】
トウネズミモチの果実。肝と腎を補う作用。目の疲れ、乾燥、かすみ、若白髪などの症状に。老化防止によいといわれる。

【枸杞の実】
楊貴妃が愛用していたといわれるアンチエイジングのスーパーフード。肝と腎を補う。「養血明目」…血を養い、目を栄養する作用。視力低下や眼精疲労に。

【菊花】
キク科の頭花。清熱作用があり、頭痛、疲れ目、のぼせによい。顔や頭など上部のほてりを取り除く作用がある。パソコンやスマホを長時間使用するときに効果的。

 

目の健康をサポートするために、肝・腎から全体のバランスをとっていくブレンドとなっています。
焙じハブ茶の香ばしい風味をベースに、枸杞の実のほんのりとした甘み、後味に緑茶のような渋みが少し感じられるお味となっています。
クセはなく飲みやすいです。お湯を注ぐだけのお手軽ティーパック。ノンカフェインなので、安心。

植物本来の力で身体の内側から整えていく漢方茶をプラスしていくことで、先の7つの生活習慣改善の効果がさらに高まります。
コーヒーや甘い飲み物の代わりに、ホッと温かい漢方茶でリラックス習慣、始めてみませんか?

 

楽天市場の販売サイトからどうぞ。

20包入り。お試し8包入りもあります!

 

視力の未来を守るために今できること。

40代から始まる老眼や視力の低下。
デジタル時代の弊害として若い人たちの間にもスマホ老眼などが起こることもあります。
人生100年時代を迎える私たちは、今からセルフケアを始めて目の健康を守っていきたいですね。

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