妊活サイト
漢方/心理カウンセリング
処方箋受付
スクール/漢方マイスター協会
漢方ファスティング

ニュース

梅雨のじめじめ…体がだるい。足がだるい。そんな季節には棄輝茶がおすすめ!

*梅雨の季節の特徴について。

本州では観測史上最も遅い梅雨入りかと話題になっています。

いよいよ梅雨本番が目前ですね。

 

二十四節気で考える梅雨

古くから季節の目安として、1年を24等分した二十四節気が知られています。

二十四節気では、ちょうど梅雨に入る頃となることが多い時期は

「芒種(ぼうしゅ)」と呼ばれ、今年は6月5日でした。

 

芒種は「芒(のぎ)のある穀物の種をまく時期」という意味があります。

芒(のぎ)は、イネ科の植物に特有のトゲのような突起のことです。

農家さんでは、田植えの目安として活用されているようです。

 

また直近の二十四節気が、皆さんにも良く知られる「夏至(げし)」です。今年は6月21日です。

夏至は北半球において太陽の位置が1年で最も高くなり、日照時間が最も長くなる日のことです。

夕方にも明るい日が増えており、日が伸びたことを実感する方も多いのではないでしょうか。

 

活動時間が長くなる中で、最近の熱中症搬送者数は急増しているそう。

梅雨入り前の暑さ対策に、なかなか身体が慣れないですね…。

そして梅雨はなにかと体調を崩しやすいという声も多く聞きます。

体がだるい。足がだるい。そんな梅雨入りを目前に、過ごし方やおすすめ漢方茶を記事でご紹介します。

 

梅雨と紫陽花

ちょっぴり憂鬱な梅雨ですが、そんな梅雨時を代表するお花が「紫陽花(あじさい)」ですね。

梅雨に咲くお花として思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

紫陽花の見頃を迎え始めるのも、「芒種」とされています。

 

紫陽花はユキノシタ科の落葉低木です。

日本に自生している、日本のお花です。

そんな紫陽花の豆知識をちょこっとご紹介です。

 

★紫陽花のお花に見える部分は、花ではなくて「ガク」なんです!

色鮮やかでお花に見えている部分は、実は紫陽花のガクです。

一般的にガクは緑色の葉のような形をしていますが、

紫陽花はガクがさまざまな色に色づいているため花のように見えます。

 

★紫陽花の色は、土の性質で変わります!

土壌が酸性が強いと青い花が咲き、アルカリ性が強いとピンクや赤い花が咲きます。

これは、土壌のphによって、色合いに関わるアルミニウムに変化が起きるためです。

酸性の土壌には、根が吸収しやすいアルミニウムイオンが含まれているため、

紫陽花のアントシアニン色素と結びつき青色になる仕組みです。

また白い紫陽花は、もともと色素を持たない品種であり何色にも染まらないそうです。

環境によって花の色が変わるのは、不思議で素敵ですね。

 

*東洋医学では、梅雨は土用の季節にあたります。

目前に迫る梅雨の季節。憂鬱に感じる方も多いと思います。

東洋医学では、梅雨は「土用」の季節にあたります。

 

もともと東洋医学では、季節と人体は影響を受けていると考えています。

「天人合一(てんじんごういつ)」と言われ、

自然界で起きていることが、身体の中でも起こると考えられます。

 

そこで各季節の関わり・バランスを5分類にした考え方として、「五行論」があります。

五行説とは、この世の中にある全てのもの・身体の機能は、

「木・火・土・金・水」の5つの要素から成り立っていると考えます。

つまり季節も、この5つの要素に割り当てられているというわけです。

 

五行論と季節

季節によって、

春=「木」

夏=「火」

秋=「金」

冬=「水」

と代表的なところが分けられますが、

これでは5つの要素のうち「土」が欠けています。

 

そこで、それぞれの季節の終わりの18日間を「土用」としました。

つまり土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間のことで、年に4回あります。

 

みなさん、「土用」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

おそらく、「土用の丑の日のうなぎ」をイメージする方が多いと思います。

春夏秋冬それぞれにある土用のうち、うなぎを連想させる土用は「夏の土用」です。

ちなみに2024年の夏の土用の丑の日は、7月24日・8月5日です。

 

土用はそれぞれの季節の変わり目であり、ちょうど体調を崩しやすい時期でもあります。

中でも五行に主に当てはめる土用は、春の土用・梅雨時を指すことが多いです。

よって、

春=「木」

夏=「火」

土用(特に春土用)=「土」

秋=「金」

冬=「水」

となります。

 

土用・梅雨時の特徴

「土」の要素は、どのような性質があるのでしょうか。

高温多湿の日本では、梅雨時は、暑さよりも湿気が不快に感じる季節です。

汗が乾きにくかったり、湿気がこもったり、身体にも「湿」がたまりやすくなります。

そのため、何となく重だるく、むくみや食欲不振・疲労感なども引き起こします。

 

 

「土」の要素の影響を最も受けるのが、五臓六腑の「脾・胃」です。

脾、は食べ物を消化吸収し、全身に送り届ける役割があります。

そのため土用に湿によって脾が弱ると、

食欲が湧かない・何となく胃の調子が悪い、体がだるい、疲れやすいなど

さまざまな「重だるい」症状が出てきます。

 

*日本人は「湿」に弱い!?

島国に住み、海からの湿気の影響を受けて暮らす日本人は、

実は、乾燥した国々で暮らす人よりもともと「脾」が弱い傾向があります。

つまり、「脾」に影響を与える「湿」に弱い民族なのです。

 

 

そんなもともと「湿」に弱い民族である上に、

日本は高温多湿の湿気が多い国。

特に土用=梅雨に湿気が多くなると「脾」の機能が落ち、

食べ物を代謝してエネルギーを作る仕組みに大きく影響が出ます。

 

ただでさえ季節の変わり目で身体が疲れてしまう時期に加えて、

大敵の「湿」が多い梅雨は、特に用心して生活することがポイントです。

 

土用・梅雨時に、してはいけないことがある!?

そんな経緯から昔の人たちは、

土用・梅雨時は体調第一に静かに過ごすことがよいと考えていました。

そのため土用には、生活環境が変わるような新しいことは避けるべきと言われています。

例として、以下があります。

・結論を出す

・いつも行かない場所、いつもはしない行動をする

・「入籍」「転居」「入社」など、その後の人生にも大きく及ぼす行動をする

・車、家など大きな買い物をする

 

体調を管理するために、体調第一で過ごすために、

昔の人たちの知恵と思いが感じられますね。

 

*土用・梅雨時の過ごし方

日本人が体調を崩しやすい土用・梅雨。

どのようなことを意識して過ごすのがよいのでしょうか。

 

五臓の「脾」を労わる?

この季節には「脾」の働きを良くしてあげることが大切です。

「脾」は臓器ではなくあくまで概念・働きを示しています。

よって「脾」は、胃腸全体の働きのことを指します。

また六腑の胃とも深く関係しており、食べ物の入り口になります。

 

よく「元気」という言葉が使われますが、

東洋医学では「元気」を作るためにも「脾」の働きが重要です。

おいしい空気・おいしい食べ物を、しっかり「脾」の働きで消化吸収し、

そして腎に貯えられるのが「元気」です。

 

「脾」の働きが弱ると、

どんなに体によいものを食べてもうまく行き渡らず「元気」が出ません。

逆に消化不良によって、身体に不要な痰・むくみなどに変化してしまうと考えられています。

「脾」を労わることは、元気に過ごすためにも非常に大切ということです。

 

それでは、実際にどのようなことを気を付けたらいいのか?

確認してみたいと思います。

 

【食べ物】

暑くなり始めて、冷たい食べ物・飲み物がおいしくなる季節。

しかし「脾」にとっては、生もの・冷たいものの摂り過ぎはよくありません。

実は梅雨時こそ、温かいものをとるのが大切なんです。

 

具体例として、冬のイメージがあるお鍋も、実は季節の変わり目・梅雨時にとてもおすすめです。

お鍋には消化に良い具材が多く組み合わせられるため、「脾」を一層労わります。

薬膳鍋がお好きな方には、ぜひ梅雨時に召し上がるのもとてもおすすめです!

 

むくみが気になる方、はハトムギ・小豆・トウモロコシもおすすめです。

ただし身体を冷やさないように、生姜や唐辛子などの香辛料を一緒に取ると安心です。

 

その他に取り入れると嬉しい食材として、

・カボチャ

・ジャガイモ

・トウモロコシ

・生姜

・にんにく

などの黄色の食材も上げられます。

ぜひ取り入れてみてください!

 

また味覚としては、甘いものの摂りすぎが「脾」を傷めるといわれます。

人参などの天然の甘みのある野菜・豆類・雑穀などは良いのですが、

砂糖・ケーキ・チョコレートなどの食べすぎには注意が必要です。

 

また逆に、「なんだか最近甘いものが食べたくて仕方ない!」という方は、

「脾」が弱っているサインの可能性があります。

そのようなときには「脾を労わる」ことを思い出して、自然な甘みのお野菜をとったり、

ぐっと我慢してお菓子の量を抑えると、脾が休まり体調改善につながります。

 

【生活】

梅雨時~夏の初めは、身体の水分が滞りがちです。

しっかりと水分代謝ができる身体作りが、梅雨から初夏の体調につながります。

 

ウォーキング・軽いジョギングなどの運動や、

サウナ・入浴などで体の巡りをよくして代謝を高めることも

余分な水分=湿を体外に排出して重だるさを解消するコツです。

 

*氣生薬局オリジナル漢方茶で、梅雨時の養生のお手伝い!

梅雨時に身体に溜め込んでしまう水分。。。

重だるさ・むくみをデトックスするために、ぜひ漢方茶をお役立てください!

 

氣生薬局オリジナル漢方茶は26種類ありますが、

その中から「棄輝茶」をご紹介します!

 

オリジナル漢方茶「棄輝茶」

棄輝茶には、

・はとむぎ

・蒲公英根(ほこうえいこん)

・どくだみ

・抗菊花

・金銀花

が組み合わされています。

 

ハトムギがベースのお味になっており、

香ばしく飲みやすいとご好評をいただいています!

 

【はとむぎ】

昔から美肌に優れていると言われるハトムギは、

殻をむいて乾燥させたものはヨクイニンと呼ばれる生薬になります。

イボ取りや肌荒れの改善などの効能があるとして、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

 

そんなハトムギを煎じたお茶は、様々な効果が期待されます・

食物繊維が含まれていることから、便秘解消に大きな効能があります。

また糖質やコレステロールを絡め取り吸収を抑える効能もあるので、

糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防や改善にも効果的です。

ビタミン・鉄分も豊富で、良いことだらけですね。

 

そして梅雨時に嬉しい利尿効果もあるため、余分な水分を排出してむくみの改善にも働きます。

まさにデトックスには欠かせません。

 

【蒲公英根(ほこうえいこん)】

蒲公英根は、西洋タンポポの根の部分です。

ハーブティーのダンデライオンルートとしても知られています。

ダンデライオンは英語で西洋たんぽぽ、ルートは根という意味です。

 

おねしょハーブとよばれるほど、デトックスティーとして人気です。

またノンカフェインでコーヒーに似た味が楽しめる飲み物として、

この根を焙煎してコーヒーのように仕立てた「タンポポコーヒー」も知られています。

 

まさかタンポポの根にそのような効果が期待されるとは、

長い歴史の中で先人が培ってきた体験・経験はすごいですね。

そのような薬用に近い植物を、食用として楽しめるのも漢方茶の魅力です。

 

【どくだみ】

おそらく誰もが耳にしたことのある「どくだみ」。

白い十文字のお花は、道端で目にすることもありますね。

 

殺菌・抗菌効果があるとされる「どくだみ」は、

葉をもんで患部に塗るなど、民間療法でも利用されてきた歴史があります。

その効能を飲用して取り入れるお茶も、根強い人気があります。

 

どくだみ茶に期待する効果として、代表的なものは「デトックス」です。

どくだみにはカリウムが含まれており、体液バランスを調整して余分な塩分を排出する機能があります。

塩分とむくみの関係はすでに知られていることであるため、

むくみの解消をサポートするカリウムがデトックスに期待されます。

 

【抗菊花】

菊花は2000年以上前から薬用として栽培されていたそうです。

日本には奈良時代末期に中国から伝来し、

食用として利用されたり、お酒や菊花茶としても飲まれています。

 

頭痛を抑えるために枕の中に菊花をつめる風習があったり、

利尿作用や抗菌作用・解熱効果・高血圧予防・夏バテ解消など多くの効果が期待されています。

また菊花は黄色の花であり、梅雨時にぜひ摂取したいものとなります。

 

【金銀花】

ハーブティーでは、ハニーサックル・スイカズラとも呼ばれています。

同じ植物の葉・茎を使用した生薬は、忍冬(にんどう)と呼ばれます。

 

薬用では化膿性の炎症に対する解毒作用があります。

そのため、熱性ののどの痛みへの効果が有名です。

中国では夏バテにも用いられ、デトックス効果も注目されています。

 

棄輝茶の楽天サイトは以下です🌟
https://item.rakuten.co.jp/kio-pharmacy/otya003-27/

 

気生薬局では、その時のお困りに合わせて

オリジナル漢方茶・カウンセリング漢方薬の処方ご提案もできますので、

ぜひお気軽にご連絡ください🌟

*公式LINEお友達登録 https://lin.ee/2XCC35U

 

#氣生薬局 #久保田佳代 #梅雨 #梅雨入り #体が重い #足が重い

#漢方茶 #デトックス #利尿 #体調不良

-ニュース

© 2024 大塚の漢方専門薬局 氣生(きお)薬局