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夏だ!カレーだ!
酷暑が続く毎日ですね
災害のニュースがあったり、
天候不安定な予報もあり、
心配が多い夏に感じます…
様々な情報がありますが、
どうかリフレッシュをしながら
ご自身やご家族の体調を第一にお過ごしください
カレーと氣の関わりって?
東洋医学の考える健康
東洋医学では、
体のバランスが取れている状態を
健康と定義しています
そのバランスを判断する基準のひとつに、
「氣血水(きけつすい)」があります
その中でも今日は「氣」をトピックに、
みなさん大好きなカレーのお話です
「氣」について
「氣」のつく言葉、思いつきますか?
元気!
勇気!
気配り!
気持ち!
気力!
など、たくさんあがってくると思います
東洋医学における「氣」の役割は、
・体を温める
・体の免疫力をつかさどる
・氣、血、水分を巡らせる
などがあげられます
昔から
「病は気から」
「気力がない
」
などの身近な表現にも使われますね
氣は私たちの元気に直結する大切なもの。
氣が体中をしっかり巡っていないと、
暑い夏は乗り切れないということです
気が巡るには?
では、「氣を巡らせる」のはどの臓器か?
それが実は「肝」の役割が大きいんです
肝はストレスによって弱りやすく、
ストレスがかかって氣の巡りが悪い時は
漢方薬では『理氣薬(りきやく)』が選択されます
その代表的な理氣薬に、
「宇金(ウコン)」があります
カレーでお馴染みのターメリックや、
沖縄で呼ばれる「うっちん」も同じものです
カレーのターメリックは氣を巡らせるウコン!?
カレーを食べると元気になる!
という声をよく聞きますが、
実はウコン・ターメリックの作用もあるんです
元気を出したい時のカレーは、
ぜひおすすめしたい選択です
カレーとスパイス
ここからはカレーのお話です!
みなさんはカレーをどうやって作りますか?
ルーを使う方、カレーパウダーを使う方、
ココナッツを使う方、スパイスを使う方
カレーといってもたくさんの種類がありますね
カレーの色は何のスパイス?
カレーは実は、3つのスパイスで作ることができ、
そのうちの1つがターメリック・宇金です
カレーの色はターメリックの色が
大きな役割を担っているんです
この色の成分はクルクミンと呼ばれ、
最近は多くのテレビ番組でも話題です
カレーの香りは何のスパイス?
ほかの2つのスパイスは、
コリアンダー
クミン
で、これらは香りに大きな役割があります
氣生薬局や漢方マイスター協会では
カレースパイス作りのワークショップの開催経験があり、
特にクミンの香りを嗅いだときには
「あー!カレーの匂い!」と
皆様が声を揃えて笑顔になられます
カレーの辛みは何のスパイス?
辛味を加える場合は
レッドペッパー
が組み合わされ、カレーが完成です
カレーに使われるスパイスは様々
その他にもカレースパイスは各種あり、
オリジナルに組み合わせることができます
またオイルやココナッツなど
油分にスパイスは良く溶けるので、
「テンパリング」と呼ばれる
油の中でホールスパイスの香りをうつすのも
本格的なレシピのひとつになります
カレーを食べて元気を作る?
今日はカレーのお話しとして、
よく知られるターメリックが漢方では
「理氣薬」として使われる宇金であるご紹介でした
「氣」を巡らせて、元気に過ごしましょう
そして、、、
そもそも「氣」が足りていないと
巡る「氣」もないわけです
東洋医学では「気・元気」は、
美味しい空気と美味しい食事から
作られると考えています
暑い毎日、不安なことも多い夏ですが、
楽しく美味しく食事から栄養を取り入れて
元気いっぱいに過ごせることを願っています
その1シーンにぜひ
カレーを食べて、夏を乗り切りましょう
オリジナルカレーキットのご紹介
氣生薬局でお取り扱いしているカレーキットは、
テンパリング用のホールスパイスと
カレースパイスが3種類が選べます
料理をしない方にも作れる!を目指して
大切にお届けしているアイテムです
ぜひ以下の記事よりご覧くださいませ
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