コロナ罹患後の後遺症とも呼べる症状に対して、西洋医学での治療を考えると、鎮痛薬・抗うつ薬・抗不安薬・睡眠薬などの対症療法が主であり、その他の処方薬は多分中々所見に対する処方が出来ないのが現実だろうと思います。なぜならば病名が付かないからです。
この”コロナ後遺症“の症状には、個々人での違いがみられます。
罹患してまもなくは、発熱・のどの痛み・咳・頭痛・身体痛が主な症状の方が非常に多いです。
罹患後二週間ともなると徐々に罹患前に戻っていくはずなのですが、戻らないという方からの問い合わせが後を絶ちません。
人が健康であるということを東洋医学的には、陰陽・気血水・臓腑・経絡などの調和がとれた状態の事を言います。そしてそれが維持できず一線を越えてしまい自然に元の状態に復元できない事が疾病であると言います。
つまりは、後遺症は東洋医学では立派に疾病なので、漢方薬で不調和を調えていく事が必要となり有効であると考えます。
後遺症であろう症状をいくつか挙げてみます
- ブレインフォグ(頭にもやがかかった感じ)
- 考えがまとまらない、健忘
- 頭痛
- だるさ、倦怠感、やる気が出ない
- 帯状疱疹、ヘルペス
- 目の疲れ
- から咳
- 食欲不振
- めまい
- 味覚障害 味が分からない
- 嗅覚障害 臭いがしない
- 息切れ
- 動悸
- 喉の違和感
- 関節、筋肉痛
思い当たる症状が幾つかある方は、漢方薬での調整を試みて頂くことをオススメします。
氣生薬局では、自費診療になりますが、オーダーメイドでその方に合った漢方薬を調合いたします。なおOTCの情報も併せて参考にしてください。
金額については、漢方カウンセリングをご参照ください。